値と演算子
値
次のプログラムを実行すると、こんにちは、世界!
と画面に表示されました。
document.write("こんにちは、世界!");
"こんにちは、世界!"
や "Hello World!"
などのように "
(ダブルクォーテーション) で囲まれたものを、文字列と呼びます。文字列は、値の一種です。
次のプログラムを実行すると、3
と画面に表示されます。
document.write(3);
3
、-100
などのように数値を直接記述することもできます。数値もまた値の一種です。
演算子
演算子を用いると、値を用いて計算をすることができます。
例えば +
(加算演算子) を使うと、2 つの数値を足すことができます。
次のプログラムを実行すると、7
と画面に表示されます。
document.write(3 + 4); // 7
代表的な演算子
+
以外にも様々な演算子があります。
演算子 | 意味 | 例 |
---|---|---|
+ | 足す | 1 + 1 は 2 |
- | 引く | 2 - 1 は 1 |
* | 掛ける | 2 * 2 は 4 |
/ | 割る | 4 / 2 は 2 |
演算子の優先順位
演算子には、優先順位が設定されています。
数学の計算と同様に、*
は +
よりも優先順位が高く設定されています。
そのため、次のプログラムを実行すると、先に 4 * 5
が計算されて 20
になり、次に 3 + 20
が計算されて 23
という値となります。
document.write(3 + 4 * 5);
文字列の結合
演算子は、数値以外にも使うことができます。
+
(文字列結合演算子) を使うと、2 つの文字列を結合することができます。
document.write("こんにちは、" + "世界!"); // こんにちは、世界!
document.write("Hello" + "World!"); // HelloWorld!